セルゲイ ポルーニン|ロシアの天才バレエダンサーの奇跡の踊り


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2015年2月9日に公開された、バレエ界の超天才にして異端児の【セルゲイ・ポルーニン】の動画が話題を集めています。

木漏れ日が差し込み、神秘的で時が止まったかのような空間で舞い踊る一人のバレエダンサー。

その美しさに思わず息をのみます。

美しさの合間に垣間見せる深く苦悩する姿。

苦悶の姿と明るい陽射しのギャップが、さらにその姿を美しく映し出します。




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この映像で神がかった踊りを披露しているのは、バレエ界きっての天才【セルゲイ・ポルーニン】。
振付けはジェード・ヘイル・クリストフィによるもの。

BGMはアイルランド出身のシンガーソングライター【アンドリュー・ホージア=バーン】の代表曲『Take Me to Church』。
この曲はグラミー賞にもノミネートされたことでも有名です。

『Take Me to Church』



そして、映像を手がけたのは写真家の【デビッド・ラシャペル】。

3つのエネルギーがぶつかり合って生まれたこの作品に、ただニュートラルに感じていただきたい。

この映像作品はすでに大反響を呼んでいて、FaceBookでは100万いいね!を記録し、再生回数も800万回を超えています。


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セルゲイ・ポルーニンとは

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【ヌレエフの再来】とまで謳われるロイヤルバレエ団の若手スターだったポルーニン。

若くしてロイヤルバレエ団に入団。
19歳で史上最年少のプリンシパルに昇格し、一気にバレエ界のスターダムに上りつめる。

2012年1月、22歳の年、そのシーズンも「夏の夜の夢」、「ロミオとジュリエット」、「不思議の国のアリス」、「ラ・シルフィード」などで主役を踊ることになっていました。

しかし、公演初日の一週間前に退団を表明し、バレエの表舞台から姿を消し去ってしまったのです。
周りは当然引き留めようとしましたが、ポルーニンの決意は固かったようです。

退団の原因がはっきりされない中、様々な憶測がなされて明るみになってきたことがあります。
  • タトゥーショップを共同経営していること
  • 最近の恋人との別れなど私生活に関すること
  • 両親の期待のもとバレエのために多くを犠牲にしてきたこと
  • 高いレベルを維持して踊り続けることへのプレッシャーがあまりにも大きいこと
  • 自由の利かないロイヤルバレエ団に対する不満を漏らしていたこと

  • このようなことがあったようです。

    華々しいステージで踊るスターとしての姿の裏では、色々な煩悶や苦悩を抱えていたようです。
    ウクライナの小さな村で貧しい家庭で育ったポルーニンは、両親の期待の下、バレエで成功するという選択肢しかなかったのですね。
    そのプレッシャーを一身に受けて、血のにじむ努力と忍耐を続けてきたというのです。

    一見バレエの舞台で自由に見えていたポルーニンは、逆にバレエによって束縛されていたのかもしれませんね。

    そして、その末行きついた表現方法の一つが、今回のこの映像作品ということですね。

    ポルーニンのそのしなやかな体に施されたタトゥーや苦悩の姿が今の彼を表しているんじゃないでしょうか。

    多くの煩悶を抱えながら、いつか自由に飛び立ち、昇華していきたいというような、
    そんなストレートな感情の表現なのではなかろうか。


    彼が【踊る】という表現方法を続けてくれたことを素直に喜びたいと思います。

    ポルーニンは今後どのような表現をしていくのか。
    それはだれにも分からないことなのかもしれません。

    でも、これからもその行く先にはスポットライトが当たっているのではないでしょうか。

    それが天才の宿命というものなのかもしれません。


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